合格の顔した地獄の門

地獄の門

むかしむかし、けっこう頑張って第一志望の高校に合格したんだけど、1ヶ月も経たないうちにやめたくなっていたという私ありけり。

今思えば、親が希望するところ、先生がすすめる学校を選んだからね。

本当の自分の気持ちはどうだったんだろう?いきたかったところがあったように思うが、それも今となっては確かではない。

なんとなく覚えているのは、合格発表の時も「やったー、合格だ!」って喜んだというよりは「あぁ…よかった…」ってホッとしたような気持ちだったと思う。

親も、祖母も、担任と顧問の先生も喜んで褒めてくれたんだけど、この時はまさか、すぐにやめたいと思うことになるだなんて想像すらしていなかった。

志望校に合格した君へ、おめでとう。

志望通りにいかなかった君へ、そちらが君にとって実は良い道なのかもしれないよ。

決めてもらった第一志望校、自分の意思ではない第一志望校。

私は、偽りの自分として張り付いた笑顔を浮かべながら、うすっぺらい高校生活を過ごしたのだよ。

(あの頃の私の心の状態では、どこへいっても大して変わらなかったとは思う。笑)

自分の気持ちを大切に。

なんとなく感じる違和感、モヤッとしたり、嫌な感じはあなたの本当の気持ちを教えてくれている。
自分の気持ちに背いた選択は、結果的にしっくりこない道を進むことになるかもしれない。

自分の気持ちを大切に。

気づいたその瞬間から、道は開ける…はず。笑

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