空の青と黄色い花、桜と思考停止の民

家の近くを散歩している時に
ふと目につきました。

桜のシーズンで、
多くの人が桜に注目している頃だけど
ふと目についたこの花がとても綺麗でした。

緑色の草が生い茂る
マンション横の庭のスペースに
すごく鮮やかな黄色い花が、
たくさん咲いていて

その中で、いくつかの花が
フェンスを越えてこちらを覗いているようで
なんとなく気になって写真を撮りました。

ネットで軽く調べてみると、
ガザニアという花かな?と。

近くの公園に咲いていた桜を見た後に、
やけに気になったのは
なんだったんだろうか。

・・・・・・・

確かに桜は綺麗なんだけど、
なんというか
「この季節といえば桜、花見だよね」と
風物詩として日本人に根付いて
世の中の習慣のようになっていて
桜そのものがどうこうより、
「そういうもんだ」として
花見に行ってる感が
あるような気がしていて。

普段はそこらに咲いている花には
まったく興味を示さないのに
この桜のシーズンに限っては
やたらと「花見だ花見だ」と
言ってる人が多いような気がしていて。

いや、いいんだ。いいんだ。

花見はこのシーズンならではの
一種の「お祭り」的な存在で
みんなが楽しくなる行事だから。

桜がたくさん咲いている
川沿いの道なんかを歩くのは
本当に気持ち良いしね。

ただ、正直
「世の中そういうもんだから」と
「この時期それが普通でしょ」と、
なんとなくで
思考停止で、
そうしているという状態には
違和感を感じるのと、

桜の下にブルーシートを
ぎゅうぎゅう詰めに敷き詰めて
場所を取り合って、
ここぞとばかりにはしゃいでる感じには
すごく俯瞰して、
冷めた目で見ている自分がいた。

そして明らかに
普段よりゴミがそこらじゅうに
多くなったりしていて。

うーん…なんだかなぁと。

桜が綺麗に咲く場所で、
お酒を飲んでワイワイして
笑ってすっきり気持ちを晴らして
その場を、地球を汚していくと。

みんながみんな、
そういうわけではないんだけど。

・・・・・・・

ん?いつのまにか
話が、思考がそれていったな。

ただ散歩して、
桜を見た後の帰り道に
足元に咲いていた黄色い花が
とても綺麗でした
という話だったはずなのに。

空が青くて綺麗なほど
鮮やかな花たちの黄色は
コントラストで
めちゃくちゃ綺麗に映える。

そして、

桜の花が綺麗なほど、
心の汚れた行動は際立つよと。

なんて、どこかで見たような言葉。

しらんけど。

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